今回レビューするT字カミソリは、日本が誇るカミソリメーカーのフェザーより、サムライエッジを紹介します。サムライという商品名からして、日本人向け商品っぽいですよね。
フェザーのT字カミソリの中では一番人気が高く売れている商品で、Amazonレビューでもとても評価が高いです。
3枚刃という中途半端にも思える刃の枚数ですが、使用感としてはとても満足できました。詳しくレビューしていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
フェザー|サムライエッジの評価
フェザー|サムライエッジの評価 | |
肌へのやさしさ | |
深剃り性能 | |
鼻の下の剃りやすさ | |
フェイスライン(アゴ)の剃りやすさ | |
剃りごこち | |
おすすめ度 |
サムライエッジの特徴は、シックやジレットのT字カミソリにはない小型ヘッドです。ひとまわり小さいため、モミアゲや鼻の下がとても剃りやすく感じました。
また、前後左右の首振り機能がありますので、アゴのデコボコしたフェイスラインにもぴったりフィット、剃りやすさはとても評価できます。
ただ、深剃りに関しては許容範囲ではあるものの、シックやジレットの5枚刃シリーズと比べると若干劣ると感じました。また、本体が太く重たい事や、首振りのサスペンションが強いことなど、ややクセのある本体になっています。
デザインはT字カミソリ業界でもトップクラスにカッコいい!
フェザーのサムライエッジは、デザインがとても良いです!T字カミソリに求めるのは深剃りと肌へのやさしさだけ!という人も多いと思いますが、少しだけお付き合いください。
メカメカしいデザインで、ジレットのカッコよさとはまた少し違うタイプです。そして何よりゴツイんですね。
持ち手のハンドルはとても太く、他社のT字カミソリよりもひとまわり大きいです。また、他社製よりも5~10グラム程度重たくなっています。
重たいと腕が疲れると思われがちですが、実際使ってみると、太めのグリップでしっかりとホールドでき、重量感は手のブレを少なくしてコントロールしやすいと感じました。
深剃り性能は若干あまい
深剃りに関しては、シックやジレットの5枚刃シリーズと比べると、ちょっと甘いかな・・・と感じました。1枚目の刃で髭を引っ張って2枚目以降の刃で剃るという機能ではないので仕方ないのかもしれません。
ただ、まったく剃れていないわけではなく、十分深剃りできていると言えるレベルです。あくまで比べた場合にやや劣ると感じます。
ヘッドの首振りは前後左右!サスペンションは強め
ヘッド部分は前後と左右に可動し、左右の可動については若干の振りのみで、ヒネリが入る感じですね。ジレットのフレックスボールほど左右に傾くわけではありません。
首振り機能は、他社製よりも強力なサスペンションが搭載されています。つまり、抵抗が強いです。指で押さえると、一定の力が加わったときだけ「カチャッ!カチャッ!」と角度が変わる感じですね。
だから、シックやジレットのようにスムーズに首を振ってくれるわけではありません。このサスペンションは多少好みが分かれるところだと思います。
剃り心地は可もなく不可もなく
剃り心地に関しては、可もなく不可もなく、普通な感じです。ただ、ジレットと比べると、ややスムーズさに欠けるかな…といった感じ。引っかかりや抵抗はありませんので、剃り心地が悪いと感じる人は少ないでしょう。
刃のフレーム幅が細いため鼻の下が剃りやすい!
フェザーのサムライエッジは、シックやジレットのT字カミソリと比べて、ヘッドのサイズが一回り小さいです。この小ささが日本人向けなのか、とても使い勝手が良いと感じました。
刃のサイド部分のフレームは2.0mmとかなり細くなっていますので、横剃りによる鼻の下がとても剃りやすいです。小型ヘッドにより小回りも利きやすくなっているので、モミアゲや細かい部分の処理もしやすいですね。
ただ、肌に接触する面積も少なくなっていますので、剃る回数、往復する回数は少し増えます。素早く剃れるT字カミソリを求めている人にとっては、デメリットと言えますね。
アゴのラインは首振り機能と小型ヘッドで剃りやすい
アゴのラインは首振り機能と小型ヘッドにより、とても剃りやすいですね。エラが出ていたり、ゴツゴツしたフェイスラインの人にとっては、使いやすいと感じるはずです。たった数ミリの差でも、使用感は大きく変わりますね。
マイルドブレイド機構は汚れが詰まりやすい
元画像引用:サムライエッジ|フェザー
やや残念に思えたのが、肌への負担を軽減させるためのマイルドブレイド機構です。シックのT字カミソリに搭載されているスキンガードと同じ機能ですね。
この機能により肌への負担はかなり軽減されるのですが、刃とマイルドブレイドとの間に、皮膚の角質や髭、ジェルの汚れなどが詰まりやすくなっています。また、マイルドブレイドがある分、刃と刃のスキマも狭くなっているため、汚れが詰まりやすいと感じました。
こちらの画像は、使用前と使用後になります。刃と刃の汚れは少し念入りに洗えば落ちますが、マイルドブレイドと刃のスキマの汚れは簡単には落ちませんね。汚れが残ったままだと刃の寿命も短くなりますので、少し残念なポイントと言えます。
フェザー|サムライエッジは鼻の下や剃り残しの処理にピッタリのT字カミソリ
フェザー|サムライエッジの情報 | |
刃の枚数 | 3枚 |
替刃の価格(1個単位) | 155円 |
重さ | 54グラム |
補足 | 振動機能はなし |
フェザーのサムライエッジですが、あごのラインの剃り残しや鼻の下など剃りにくい部分をピンポイントで剃ると、使い勝手が良さそうです。つまり細かい作業が得意なT字カミソリというわけです。
もちろんガッツリと全体を剃ることも良いと思いますが、刃の長さが短い事や、深剃り性能などはシックやジレットの5枚刃には若干劣ると感じます。
なので、鼻の下やモミアゲの処理、フェイスラインで剃り残しがあった時にサムライエッジを使うと、部分的には綺麗に剃ることができます。
あと、値段はとても安いですね。とくに安売りセールでなくても替刃1個あたり155円程度で買えますので、コストパフォーマンスは高いです。3枚刃だから安いという事もありますが、毎日使うものなので値段は重要なポイントでしょう。
価格や機能面も含めて、おすすめできるT字カミソリであることは間違いありませんので、ぜひ一度お試しください。今回紹介した商品は、替刃2個と本体セットで640円でした。
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サムライエッジを長年使っているのですが、深剃りについて他メーカーより甘いという評価を聞きますが、私も初めの印象はそうでした。ただ、このサムライエッジ(というかフェザーのヘッド)の場合、肌に当てるヘッドの角度を変えることでかなり変わります。
私は最近シックの最上位製品を購入してみましたが全然深剃りに関して劣りません。というかシックのKIWAMI(当然5枚刃)に関して「この程度か?」という感じでした。
ということでサムライエッジを使用する場合(MR3neoも)少し他メーカーよりも慣れが必要だと思います。