すね毛やうで毛を処理する方法は、脱毛や除毛、抑毛が一般的です。でも、どの方法も“手軽さ”がないことや、値段が高いこと、脱毛の失敗やツルツルになりすぎて不自然!という理由から、あまり積極的になれない人も多いのではないでしょうか。
そんな人に便利なアイテムとして注目されているのが、「すきカミソリ」です。別名「レッグトリマー」や「すね毛用カミソリ」とも呼ばれていますね。
名前のとおりで、すね毛や腕毛などのムダ毛を「すく」ためのカミソリです。「すく」ので、ツルツルに剃るのではなく、ある程度毛を残したり、薄くしたり、長い毛と短い毛を混じらせて自然な感じに仕上げられるのが特徴です。
とても便利なカミソリですが、使い方を間違えると、「剃りすぎ」や「出血」することもあるため、注意が必要です。
そこでこの記事では、すきカミソリ(レッグトリマー)の正しい使い方、剃り方について解説したいと思います。まだ購入前の方もすでに購入済みの方も、ぜひ参考にしてください。
メーカーや値段が違っても「すきカミソリ」に大きな違いはない
すきカミソリ(レッグトリマー)ですが、僕は100均からメーカー品まで、合計7種類の製品を購入して試してみました。結果はというと、大きな違いはありません。
どれも良く剃れましたので、「引っかかってぜんぜん剃れない!」や「変な感じに仕上がる!」というような製品は、1つもありませんでした。
ただ、耐久性については多少違いがあると思います。毛の太さや毛の量により耐久性は比較しにくい部分ですが、刃の寿命についてはメーカー各社で多少は差があるでしょう。
整えられる毛の長さが製品により違う
すきカミソリ(レッグトリマー)はどの製品もほとんど同じですが、整えられる毛の長さは、製品により多少の違いがあります。例えば、A社では1mmまで剃れたり、B社では3mmまで、C社では5m残すことも可能!という感じですね。
剃る回数や角度によっては均等に短く剃れてしまう
製品により整えられる毛の長さに違いはありますが、何度も何度も剃ったり、角度を変えたりする事で、結局は同じくらい短く剃ることができます。剃れてしまうと表現した方が正しいですね。
つまり、4mmくらい残せるすきカミソリであっても、何度も剃ってしまうと1-2mmくらいになってしまう事があるわけです。
自然な仕上がりにしたい場合は「目視」で確認しながら「順剃り」で剃る
長い毛と短い毛を混じらせながら自然な仕上がりにしたい場合や、長さをある程度残しつつ、適度に薄くしたい場合などは、多少テクニックが必要です。
適当に往復して剃っていると、いつの間にか均等で短い状態に仕上がりますので、必ず目視で確認しながら剃っていきます。
剃る→確認→剃る→確認、これを繰り返して、ちょうどいい感じの状態で止めておくのが、正しい剃り方です。
そして、剃る方向は毛の方向に逆らう「逆剃り」ではなく、毛と同じ方向に剃る「順剃り」が、毛の取りこぼしがあるためおすすめです。上から足元にかけて剃るイメージですね。
メーカーによっては逆剃りを推奨している製品もありますが、逆剃りは均等かつ綺麗に剃れすぎてしまいます。自然な仕上がりにしたい場合は、まずは順剃りで少しずつ毛量を調整していき、慣れてきたら逆剃りも取り入れましょう。
とにかく均等に短く剃りたい場合は逆剃り&何往復もする
逆剃りのメリットは、素早く剃れることです。また、とにかく短く均等に剃りたい!という方の場合は、逆剃りで何度も往復することで、短く均等に剃る事ができます。
ただし深剃りにもなりやすく、商品に記載されている長さより1-2mmほど短く剃れてしまう事もあるため、ご注意ください。
【まとめ】慣れてくれば誰でも自然な感じに剃ることができる
まとめると、すきカミソリ(レッグトリマー)の製品自体に大きな性能差はありません。どの製品でも短く剃ろうとすれば短くなりますし、長く残そうと思えば、それも可能です。
大切なのはテクニックと慣れです。何回か剃っていると、「だいたいこんな感じで剃るときれいに仕上がる」という、自分なりのコツを掴めてきます。
最初は、多少失敗することもあるでしょう。失敗が怖い人は、かなり毛を残しつつゆっくり剃ると、微調整をしやすいですよ。
【余談】すきカミソリ(レッグトリマー)使用後は掃除が大変
ちなみに、すきカミソリを使用した後はムダ毛がかなり落ちます。クリームや水をつけて剃るのはNGなので、お風呂場で水を使わずに剃るのがいいと思いますよ。
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