フェザーのMR3ネオをレビュー！サムライエッジには劣るが及第点はクリア！

今回レビューしていく製品は、フェザーの3枚刃T字カミソリ「MR3ネオ」です。かなり古い製品で、2007年より前に発売しています。

フェザーのT字カミソリと言えば、今やサムライエッジが代表的ですが、その前身となるモデルと言えましょう。今回はそんなMR3ネオが、今でも使える性能なのか、じっくりと評価＆レビューしていきたいと思います！

フェザー｜MR3ネオの評価

MR3ネオをしばらく使ってみましたが、結論から言いますと、サムライエッジの下位互換に近いですね。

やはり旧型なのでサムライエッジよりも勝っている点はあまりなく、横滑りで肌が切れてしまうのを防ぐ「半円形ガード」が搭載されていることくらいです。

とはいえ、古いT字カミソリながら全体的なクオリティは非常に高く、2019年以降でもまだまだ通用する良いT字カミソリだとも感じました。及第点はクリアしていると言えます。

ホルダーはサムライエッジやF2ネオの替刃と互換性がある

フェザーのT字カミソリは、シリーズ名が違っても替刃とホルダーに互換性を持たせている事が多いです。MR3ネオも例外ではなく、サムライエッジやF2ネオとも互換性があるため、替刃やホルダーをチェンジして使用する事ができます。

ホルダーはMR3ネオで替刃はサムライエッジ！なんてこともできますね。

ホルダーのデザインはダサいがグリップ感は良い

MR3ネオのホルダーは、T字カミソリの見た目としては非常にかっこ悪いというか、まぁダサいです。ずんぐりむっくりしており、イモムシのような感じです。シャープでスリム！というイメージではないですよね。

ただ、グリップ感は非常に優秀で、しっかりと手にフィットして剃りやすいと感じました。持ち手がかなり太いので、握った時の安定感が良いですね。

サムライエッジに搭載されている、肌に押し当てた時の抵抗を軽減できるサスペンション機能はありませんが、安定感があるため、とてもコントロールしやすいホルダーです。

前後左右の首振りヘッドでアゴのフェイスラインが剃りやすい

首振りは前後だけでなく左右のヒネリもあります。フェザーの製品は2枚刃のF2ネオ含めて左右の首振りは必ず搭載していますね。

この機能はグネグネ動いて嫌いな人も多いようですが、個人的には剃り残しを減らせるので気に入っています。

半円形ガード(セーフティワイヤー)搭載で肌に優しいが深剃りは甘い

半円形ガードとは、シックのセーフティワイヤーと同じ機能ですね。横滑りした時に肌を切らないようにするためのワイヤーで、「キレテナーイ」でお馴染みの機能です。

この機能により刃があまり肌に食い込まず、非常にスムーズな剃り心地と肌荒れを軽減できます。しかし、代わりに深剃りも甘くなってしまう機能でもあります。

メタルローラーはしっかり機能している

MR3ネオの特徴の1つで、刃の手前にメタルローラーが装着されています。ただのお飾りのように思えますが、しっかりとクルクル回転します。

機能性に関しては、やや半信半疑な点も残りますが、滑りが良くなりスムーズなシェービングができていると感じました。ただ、使用していると回転はすぐに鈍くなっていきますね。

深剃りに関してはサムライエッジより劣る

MR3ネオのビフォーアフター画像です。十分剃れてはいますが、サムライエッジよりは1ランク落ちるという印象です。

それほど大きな違いはありませんが、やはりセーフティワイヤーがある分、剃りが甘くなってしまうようで、剃った後に指でチェックするとムラがありました。標準的な3枚刃クラスの深剃り性能という感じなので、満足できる人は多いと思います。

フェザー｜MR3ネオはホルダーに期待して試してみるのもあり

フェザーのT字カミソリ「MR3ネオ」をレビューしました。個人的にはホルダーに価値があるような気がしますね。サムライエッジよりも図太く、おそらく当サイトで紹介しているT字カミソリの中で一番太いです。

太いので重いのかと思いきや、実はサムライエッジよりも4グラムほど軽いんです。サムライエッジとのホルダーの違いはサスペンションの有無くらいなので、もしかするとMR3ネオのほうがしっくりくるという方は多いかもしれません。

替刃の性能自体はサムライエッジ以下に感じますが、値段が少しだけ安いので試してみる価値はあるでしょう。

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