スネ毛やムダ毛を自然な感じに処理するための「すきカミソリ」(レッグトリマー)という製品が、カミソリメーカー各社より発売しています。
値段は100~1,500円くらいまで幅があり、さまざまな形状のすきカミソリが販売店に溢れています。しかしこれが理由で、「どれを選んだらいいのかわからない…」という人が多いようですね。
そこでこの記事では、メーカー各社より発売している「すきカミソリ」7製品を購入して、すべて試してレビューしてみました!
最初はどのメーカーもほとんど変わらないと感じましたが、比較すると特徴が見えてきました。ぜひ参考にして、あなたが買うべき1本を見つけてください!
7つのすきカミソリ(レッグトリマー)をレビュー!
今回は、Amazonや楽天市場、ドラッグストアなどで購入できる製品と、100均ショップで購入できる製品を選びました。メーカーは、ギャツビー(マンダム)、シック、フェザー、貝印、100均(セリア、キャンドゥ、ダイソー)です。
ギャツビー(マンダム)のGBボディ ヘアトリマー
まず最初に試したのは、ギャツビー(マンダム)のGBボディ ヘアトリマーというすきカミソリです。Amazonで520円でした。
非常にスムーズで引っかかりもなく、綺麗に均等に剃れます。ただ、目の細かい方と荒い方の両刃仕様になっていますが、これはあまり機能していないと感じました。どちらを使用しても大差ないですね。
普通に使用すると3-4mmくらいまで剃ることができ、角度を変えて何度も往復すると、2mmくらいまで短くできます。
また、しっかり確認しながら剃れば、6-8mmくらいの長さで残すこともでき、自然な感じに仕上げる事も可能です。他の製品と比べると、毛を長く残しやすいですね。
シックのすきカミソリ(SMBT-1)
こちらは、カミソリブランドで有名なシックのすきカミソリです。Amazonで500円でした。形状はスタンダードな両刃仕様で、スムーズで引っかかりもなく、綺麗に均等に剃れます。
カットしない毛を残せる「すきカット用」の刃があり、こちらを使用すれば、長い毛を残しつつ自然な感じに仕上げる事ができます。ただし、何度も往復もすると結局すべて剃れて均等になってしまうため、注意しましょう。
製品自体も薄いためか全体的に短めに剃ることができ、1mmくらいまで短くする事ができます。とにかく短く薄くしたい!という人には一番良いですね。
ただし、4-5mm程度残しつつ均等に剃るのは難しいすきカミソリなので、ご注意ください。
フェザーのマルチヘアトリマー
こちらは、カミソリブランド「フェザー」のすきカミソリです。Amazonで555円でした。両刃タイプではなく、2本のI字カミソリに、「多め」「少なめ」の2種類のコームが付属します。
2種類のコームはあまり差はなく、どちらもだいたい2-3mm程度に仕上げる事ができます。
両刃との大きな違いは、コームを外す事ができます。この機能により、毛が詰まってもすぐに取り除くことができ、水洗いもできるため衛生的です。
また、すね毛や腕毛以外にも、ビキニライン(股)や顔にも使用できるので、マルチヘアトリマーという商品名に偽りなしです!持ち手がスリムで手元をコントロールしやすく、個人的には一番使いやすくて気に入っていますね。
貝印のレッグトリマー
こちらは、カミソリブランド「貝印」のすきカミソリです。Amazonで414円でした。両刃タイプではなく、T字カミソリと同じ形状のすきカミソリが2本入っています。2本とも同じ製品なので、他社製品のように多めや少なめといった違いはありません。
かなり毛を長めに残せるようになっており、4-6mmくらいに仕上げる事ができます。逆に4-6mmより短くするのは難しいので、適度な長さで均等に薄くしたい!という人にはピッタリですね。
【100均】セリアやキャンドゥのすね毛カッター
こちらは100均ショップのセリアで購入したすきカミソリです。セリア的にはわかりやすく「すね毛カッター」という商品名で販売されています。値段はもちろん100円!特徴は、画像のように折りたためて持ち運ぶ事ができます。
製品としてはシックのすきカミソリにかなり近く、カットしない毛を残せる「すきカット用」の刃があります。
短めの方は1mmくらいまで剃る事ができ、長めの方は3-4mm程度残しながら長い毛も混じらせる事ができ、自然な仕上がりにする事ができます。
100均なので耐久性はやや低いかもしれませんが、他社の500円程度するレッグトリマーと同等の性能だと感じますね。
【100均】キャンドゥのヘアカッター
こちらはキャンドゥで購入してきたすきカミソリです。どうやらシックの製品とモデルが同じようですね。中の刃は違うかもしれませんが、製品自体のデザインや型はまったく同じものでした。
剃り味の方も、シック製品との違いは感じられません。100均とは思えないくらいに優秀です。製造元は、カミソリメーカーのニッケンかみそり株式会社でした。
【100均】ダイソーのヘアーカッター
こちらはダイソーで購入してきたすきカミソリです。フェザーの製品のように、コームを取り外す事ができます。ただ、コームはかなり分厚くて、取り付けた状態だとほとんど剃れませんでした。
コームをはずした状態で使用してみたところ、他社製品と同等の剃り味でした。ただ、片方の刃はかなりギリギリまで剃れるようになっており、1mmや0.5mmくらいまで短く剃る事ができます。
その分、あまり肌に近すぎると皮膚まで切ってしまうかもしれませんので、注意が必要ですね。
【FAQ】すね毛や腕毛以外も剃れるのか?
すきカミソリを使用していると、「これって股間やお尻の毛、腋毛にも使えるのかな?」という疑問が出てきます。
それぞれの商品の注意書きを読みましたが、とくに許可もしていなければ禁止とも書いていないという感じです。フェザーのマルチヘアトリマーに関しては、ビキニラインや顔にも使用できると記載あり。
実際に脇や股間に使用してみましたが、一応問題なく使用できます。ただし、肌にたるみがでている箇所はかなり危険です。男性の場合だと、股間付近や腋ですね。
上の画像はサンプルとして指の間の肉を挟んでいますが、肌にたるみがあると画像のような感じで肉が挟まり、そのまま滑らすと皮膚を削ぎ落してしまいます。大出血は覚悟しなければいけませんので、たるみのない腕や足のムダ毛用として使用するのが無難ですね。
もしどうしても、股間や脇のムダ毛処理用として使用したい場合は、ある程度すきカミソリに使い慣れてから、慎重に行いましょう。また、試す場合は自己責任でお願いしますね。
【まとめ】とりあえず100均のすきカミソリでOK!
左:セリアやキャンドゥ/真ん中:キャンドゥ/右:ダイソー
各メーカーから発売している7種類のすきカミソリを紹介しました。個人的にですが、100均のすきカミソリで十分ですね。性能的にはほぼ同じなので、あとは剃る人の慣れやテクニック次第といった感じです。
刃の耐久性に関しては多少差があると思いますので、コスパという面では判断が難しいところです。でも、メーカーの製品が500円前後で、100均の5倍はするんですよね。そう考えると、コスパの面でもやはり100均が最強なのか?と感じます。
ちなみに、100均の中でどれがおすすめか?と言われると、キャンドゥのヘアカッターですね。カミソリメーカーのシックとモデルがまったく同じで、製造元もニッケンかみそり株式会社ですから。品質も高そうな感じがします。
とりあえずどんな製品なのか試したい人は、まずは100均のすきカミソリを購入してみましょう!
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