今回紹介するT字カミソリは、貝印のベスティーEXです。使い捨てタイプの2枚刃で、3本入りや6本入りでスーパーやコンビニに置いてあります。
実は100円ショップでも2本入り100円という価格で販売されており、キャンドゥにて購入してきました。1本あたり50円なので、100均T字カミソリの中では値段が高めです。
ただ、スーパーで買える6本入りは400円くらいする事があり、100均で買う方が安い場合もあるようですね。
今回はこのベスティーEXについて詳しくレビューしていきますので、評判や口コミを探していた人は、ぜひ参考にしてください。
KAI｜ベスティーEXの評価
| シック｜エクストリーム3の評価 | |
| 肌へのやさしさ | |
| 深剃り性能 | |
| 鼻の下の剃りやすさ | |
| フェイスライン(アゴ)の剃りやすさ | |
| 剃りごこち | |
| おすすめ度 | |
貝印のベスティーEXですが、髭を捉えるのがとても下手なT字カミソリでした。シェービングしても髭を素通りして、何も剃らずに空振りをする感じです。
とくに、ジェルタイプのシェービングクリームだとツルツルと滑り、まったくといっていいほど剃ってくれませんでしたね。解決法として、少なめにジェルを塗ったり、泡タイプのシェービングフォームを使用することで、なんとか剃り始められました。
次に、剃れるようになってからは抵抗というか引っ掛かりを感じます。軽快なショリショリとした感じではなく、ゾリッゾリッという感じ。なので、剃り心地という点では微妙。でも、不思議と肌はそれほど荒れていないんですよね。
感覚的には、4枚刃T字カミソリくらい強めにシェービングしても、肌が荒れませんでした。よって、肌への優しさに関しては2枚刃にしてはかなり優秀でしょう。
深剃り性能は3枚刃クラス
剃る前と剃った後はこんな感じです。順剃りでは滑ってうまく剃れなかったので、横剃りや逆剃りを駆使してなんとか剃り終えました。
2枚刃で逆剃りとか普通は出血ものですが、ベスティーEXではほとんど影響ナシ。刃の角度とか関係あるのかもしれませんね。3枚刃に匹敵する深剃り性能でした。
目詰まりしやすいため手入れが面倒
ベスティーEXは、髭剃り後のカスやジェルの抜け道はしっかりと設計されています。ただ、ほとんど機能していないんですね。すぐに目詰まりしてしまい、頻繁にカミソリ本体を洗い流さなければなりません。
しかも、洗ってもなかなか詰まったカスがとれなかったので、手入れが大変なT字カミソリです。
小型ヘッドと首振り機能で鼻の下やフェイスラインが剃りやすい
ヘッドはかなり小型で、小回りが利きます。また、首振り機能もあるためアゴのラインや鼻の下は剃りやすいと感じました。ただし、あくまで剃りやすいだけで、鼻の下の深剃りに関しては4-5枚刃には数段劣ります。
グリップ感は優秀！とてもコントロールしやすいハンドル
全体的なグリップ感はよく、首振り機能もオマケ程度じゃなくしっかり機能しています。人間生活工学に基づいたデザインという事なので、シンプルな形状のわりに手に馴染みました。
また、青い部分はラバーになっており、しっかりと滑り止めとしての役割を果たしてくれています。
KAI｜ベスティーEXは肌に優しめの2枚刃T字カミソリ
| KAI｜ベスティーEXの情報 | |
| 刃の枚数 | 2枚 |
| 価格(1個単位) | 50円 |
| 重さ | 10グラム |
| 補足 | – |
100均で買える貝印のT字カミソリ「ベスティーEX」をレビューしました。この製品を一言であらわすなら、2枚刃なのに非常に肌に優しいT字カミソリです。
髭を捉えるのが苦手なT字カミソリゆえに、評価は人によりかなり違いがあると思います。とくに、順剃りで剃るとまったくと言っていいほど剃れないので、低評価になる人は多いでしょうね。
ただ、適切なシェービングフォームと、少し角度をつけて横剃りや逆剃りを組み合わせることで、思った以上に深剃りができます。個人的には、ややクセがあるものの使い捨てT字カミソリの中ではおすすめできる1本と言えます。
コスパ最強の替刃と当サイトのT字カミソリランキング
当サイトでは、20本以上で比較したT字カミソリおすすめランキングを公開中です。
替刃についても、各メーカーやシリーズの価格を比較し、コストパフォーマンスに優れた商品をランキングにして紹介しています。ぜひチェックしてみてください！
